さよならテリー・ザ・キッド

おとなをからかっちゃいけないよ

行こうぜ!プロレスの向こう側!

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ジャイアン馬謖」がロクさんの琴線に触れたらしいのでいろいろ補足。

ジャイアン馬謖というのは「マッスル」というイベントに出てるレスラーであります。公式サイトの「中国学生プロレスの実態」というページに馬謖の動画があります。

とりあえず先日の「マッスル」に馬謖が出場した際のレポートを週刊プロレスの携帯サイトから転載。

酒井一圭HG&ペドロ高石(13:45 バックドロップホールドジャイアン馬謖趙雲子龍●※ペドロの趙雲惨殺から

酒井HGはレイザーラモンばりのコスチュームで登場し、男色ディーノ張りに男性を物色して場内を駆け巡る。先発でHGと退治した趙雲は普通に剣を使って立ち向かうも、HGはこれを軽い身のこなしでかわしていく。さらに馬謖(ばしょく)のバックを取ると腰を動かして「フォーッ!」馬謖は得意の股裂き、ジャイアント・バックブリーカーでHGを悶絶させる。5分経過、趙雲に攻め込まれていたHGがソバットで反撃。場内の子供からHGに声援も送られる。だが馬謖がペドロにランニング・ネックブリーカーを決めたところでHGは分断され、さらに馬謖の肩の上から趙雲がペドロにフットスタンプとピンチに陥ったが、HGにタッチ。そしてHGと趙雲は対角線上の両コーナーへ登ると同時にミサイルキックを放ち、リング中央で交錯した。しかし馬謖の16文キック、ツームストーンに虫の息。ここからスローモーションへ。ここで趙雲は剣を出し、嫌がる馬謖を説得して涙ながらに斬りつける。死体となった馬謖が3倍の重さとなってHGの上に倒れたが、HGはカウント2でクリア。馬謖を死に損とさせてしまった趙雲は怒りに任せてHGとペドロに剣で襲いかかるが、その背後をペドロが斬りつけ、HGが岩石落とし固めでつなぎデビュー戦で初勝利。

「剣を使って立ち向かう」「ここからスローモーションへ」「3倍の重さとなって」等、まじめにレポされてるのがすごい。
元・ガオレンジャー酒井一圭さんがプロレスやってるのもすごいし、「流行ってるから」というだけでHGキャラになってるのも意味が分からないし、とにかく一試合にネタを詰め込みすぎだと思います。
で、この試合だけじゃなく興行全体のネタの詰め込み具合に関しては、詳しいレポを発見したので貼っておきます。

http://psicosis.seesaa.net/article/7710687.html

2ch」「デスノート」等、プロレスとは思えない単語が並んでて素敵過ぎる。メインイベントは「後楽園の主である亡霊(ド近眼)を巨大なメガネ(メガネカリバーというそうです)で殴りつける」という凄まじい展開。

この「マッスル」というイベントは、「出場した中で選手名鑑に出てるプロレスラーは2割程度」(プロデューサーのマッスル坂井・談)ものの、その完成度で口コミ(というかネットコミ)で話題を呼んでいるイベントで、プロレスを知らない人にこそ見てもらいたいんですが、見たらプロレスをさらに偏見での目で見るのではないか・・・という思いもあるのでなかなか難しいです。

マッスル4〜8までの写真つきレポがあったのでこれも貼っておきます。
http://column.fc2web.com/dai/ma58/index.html
リング上で「しゃべり場」。

あと本物のレスラーこそ出てないけど雰囲気は近いんじゃないか、ということで自分の過去ログから3年前の西口プロレスのレポも宣伝。
http://nice.daa.jp/log/2002/09/24.php
これに出てた長州小力アントニオ小猪木も今やスターですよ。あとこの時は猫ひろしがスタッフやってた。