漫画アクションから2連発
『大阪ハムレット』がおもろかった。
『少年アシベ』を描いた人(森下裕美)なんだけど、作風違いすぎ。大阪の下町の人情モノ。西原理恵子っぽいのかなーとか思ってたらそれともまた違った。
うまく言えないんだけど、空気が「ごっつええ感じ」の「トカゲのおっさん」に似てる。日常にある問題を、あんまりヘビーに掘り下げるでもなく、かといって爆笑でもなく、いい感じに軽ーく(だけどとても丁寧に)描いてるんだけどそれがまたリアルで泣けるというか。
一緒に『鈴木先生』2巻も買った。1巻を読んだときみたいな「おれはいま、新しい漫画を読んでいる!」という感動はさすがに無かったけどやっぱおもしろい。
たまたまなんだけど、2作とも掲載誌が『漫画アクション』な事にびっくりした。調べてみたら『真・異種格闘大戦』とか『ライフ・イズ・デッド』とか、気になってた漫画がけっこう載ってるんだなあ。『極道めし』とか。
困った時のWikipediaによると、
モンキー・パンチの『ルパン三世』、石ノ森章太郎の『009ノ1』、小島剛夕の『子連れ狼』、バロン吉元の『柔侠伝』シリーズ、長谷川法世の『博多っ子純情』、はるき悦巳の『じゃりン子チエ』、相原コージの『かってにシロクマ』、臼井儀人の『クレヨンしんちゃん』、西岸良平の『鎌倉ものがたり』、太田垣康男の『一平』などのヒット作の初出誌としても知られる。だって。今が神風吹きかけてる時期なのかしら。普段、アクションなんて立ち読みすらしないのに…。存在しないに等しい雑誌だったのに、これでまたチェックしなきゃいけない雑誌が増えた…。やれやれ、めんどくさいぜー(満面の笑みで)。一時期は、部数低迷による休刊が噂に上りだすたびにこのような大ヒット作が現れ、部数が持ち直すということを繰り返したため、これをさして「アクションには神風が吹く」とまで言われた。
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