今月のシグルイ
インパクトが大事な漫画ゆえ、コミックス派の人とかは何も知らずに読んでほしいからあんまり「今月はすごかった」とすら書きたくないんですけど、今月のはそれでも黙ってはいられないほどに凄まじかったです。チャンピオンREDの表紙に「死闘決着」の文字があり、最近ようやく原作も読んだので「ついにあの瞬間が…」と覚悟を決めて読みましたが、それでも予想を遥かに上回る描写に「ぎゃあ」と声が出そうになりました。やりすぎだよ!
山口先生の昔の作品だと内臓をブチ撒けるシーンとかは日常的なんですよ。『悪鬼御用ガラン』なんか人間が人間を食べるシーンがあって、去年復刻したバージョンで思いっきり白塗りで消されてたりするんですよ。そう考えると今回のあれは無修正で出せたのが奇跡な気がしてきた。まあ人食いみたいに倫理的に問題あるわけじゃないけど、トラウマ作るには十分だと思います。普通に吐く人ぐらいはいると思う。捨てキャラの鼻がもげようが脳が飛び散ろうが流し読みするだけですけど、今回は今まで育てたキャラを、あんな演出(溜めて溜めてドーン!)で…。うわああああ!(思い出した)
もちろんグロいだけの漫画じゃないし、抑えてほしいわけでもないんですけどね。でも今月号を呼んだ人はしばらくの間うどんが食べれなくなると思います。僕はなりました。
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