おっさんについて
「働くおっさん劇場」という深夜番組があります。これはリアルおっさんを見て楽しむという半ドキュメント形式のバラエティーで、しかも出てくるおっさんがあまりにもダメ人間なので賛否両論なのですよ。
で、この「おっさん劇場」、オモコロのイベント「知らないおっさん講座」とコンセプト被りすぎでどうしても比べてしまいます。*1
僕は「おっさん劇場」については、最初は「これを見て笑っちゃいけないんではないか」「怒る人いるんじゃないか」というタブー感も含めてドキドキしながら楽しんでたんですが、最初はおっさんが室内で松本人志と話す形式だったものが街に出てギャルに嘲笑されたりするようになってくるとさすがに見てられなくなった、という感じであります。
また話をオモコロイベントでの動画に戻して、もう一度映像を見てみますと、
んー、やっぱおもしろい。このおっさん相当にダメな感じだから、これをおもしろいと感じる要素に「晒し者」「バカにしてる」という要素は絶対に入ってると思うんだけど、悲しさがないのがいいのかな。人の話は聞かないし言ってることの意味も全然分からないけど、この人は明るく生きてそうだもの。『探偵!ナイトスクープ』に出てくる素人映像に通じるおもしろさ。
まあ、たぶん酔ってるとこを撮影しただけで許可とか取ってなさそうだし、ノーギャラだろうし、この編集された映像を実際に見てないだろうし*2で、一応その辺はクリアされてるであろう「知らないおっさん劇場」よりも「これを人前で流してはいけないのでは・・・」感は上なんですけど、「こんなのインターネットでしか見れない!」というのも含めめちゃめちゃおもしろい。
だからまあ「おっさん劇場」もインターネット上なりイベントなりで数百人相手に公開してるんだったら何も考えずに爆笑できたんでは?という気もするので人間って勝手ですよね。