さよならテリー・ザ・キッド

おとなをからかっちゃいけないよ

全日本プロレス・東京愚連隊に因縁つけられる編

試合前のVTR。マッスル坂井アントーニオ本多趙雲子龍、ペドロ高石らが、なぜか控え室に入らずに部屋の前でスクワット。

本多「187、188、189、…3000、と。あ、進行役の男色ディーノさん」
坂井「今日、あれは?鶴見亜門」
ディーノ「来てないみたいね」
本多「ディーノさん、俺ら練習しまくってるから、いつでも試合いけますんで」
ディーノ「それよりこんなとこで何やってるの、控え室の中に入りなさいよ」
坂井「いや、俺ら、控え室とかは別に・・・」
ディーノ「何か隠してんの?」
趙雲「実はまだ中に人がいて、僕らが入れないんですよ」
ディーノ「アンタら以外に誰がいるのよ」
坂井「俺らの前にやってた興行会社があるだろ」
ディーノが強引にドアを開けると、そこには(同日昼間に試合をやっていたメジャー団体・全日本プロレスの)NOSAWA論外とMAZADA。
全日本プロレスフロント・内田氏「はじめまして(名刺を渡す)。あのですね、ご存知だと思いますけど、明日ですね、新日本プロレスさんとウチの35周年記念で(後楽園の隣の)東京ドームで試合があるんですよね。もちろん彼らも出るんですけど、試合前にリラックスするためにこの控え室に泊まりたいと言ってるんです」
ディーノ「でも完全撤収は16時でしょ?(この時点で19時過ぎ)時間が時間なんで…」
NOSAWA「俺たちはこの後楽園の控え室が一番落ち着くんだよ!出て行けこの野郎!」
ディーノ「なんで私達が?こうなったら、今からリングで勝負よ!後楽園ホール控え室争奪タッグマッチ30分1本勝負、全日本プロレスNOSAWA論外&MAZADAVSマッスル坂井&アントーニオ本多よ!」


と、ここでBGMと入場コールが鳴り響いて選手入場。いやあ、必然性あるマッチメイクだなあ(笑)。しかも相手はメジャー団体の選手。オープニングやら各種インタビューで言っていた「もうプロレスから逃げない」と言っていたのはこのことかーっ!そして入場後、マッスル坂井がマイクで「この試合、控え室だけじゃなく、明日のドームの出場権も…」と言いかけたところで奇襲を受けて試合開始のゴング。

試合は途中でNOSAWAに「ここはそういうリングなのか!?」と突っ込まれるほどのまともな展開に。しかし普通に試合したら世界を渡り歩いてきた東京愚連隊にはかなうわけもなく、防戦一方のマッスル軍。だが趙雲、ペドロらの介入もあり逆転。アントンがNOSAWAに卍固め、坂井がMAZADAに必殺のバーディクトを決め、フォールに入ったところで、場内に鶴見亜門のテーマ曲が流れ、紋付袴姿の亜門らしき男が登場。試合を中断させ、全員をハリセンで叩き、NOSAWA&MAZADAを退場させる。