さよならテリー・ザ・キッド

おとなをからかっちゃいけないよ

『肉萬』で小畑健先生や荒木飛呂彦先生達がオリジナル超人を描いた!あと青島あきなさん

上で書いた『肉萬』ですが、『ウォーズマン・ビギンズ』以外も充実しています。

主な内容は名場面集やグッズ紹介で、そこはまあ資料としては素晴らしいけど特にツッコミどころはないんですが、いろいろな意味で面白い部分もありました。

わりとメインの企画であろう「プロの漫画家が考えたオリジナル超人」というのが素晴らしかった。


新潟県小畑健クンの考えた超人・死神マンは作中に出てきてもおかしくないですよね。

余談ですがなぜか隣のページがガモウひろし先生のイラストでした。いや別にいいんですけど。


宮城県荒木飛呂彦クンのイラストも、戦う超人じゃないっていうのが目の付け所うまいと思います。入場コール担当のマイキー・ザ・マイクマン。「声がスティング似」っていう設定が荒木先生ぽい。

ストーリーに絡まないからすぐにでも出せそう。ゆで先生は「お、お前は毎回すべての入場コールを担当してきたマイキー・ザ・マイクマン!」ってサラリと言い切るぐらいのことぐらい平気でやりますよ!


上の人たちはちゃんと考えてくれてるなー、って感じがするんですけど、それに比べてこの人たちがひどい!


「オリジナル超人」って言ってるのに!それ自分らの漫画のやつだろ!ベテラン勢しっかりして!


その他このコーナーには尾田栄一郎小栗かずまたコンタロウ澤井啓夫島袋光年増田こうすけみのもけんじ若杉公徳、各先生の考えた超人が。あと車田正美新沢基栄つの丸藤子不二雄A、各先生の描いたキン肉マンのイラストも。


あと、各界著名人からのコメントも良かったです。バッファロー吾郎ケンコバなどのキン肉マン芸人、甲元ヒロトやゆずなど大物ミュージシャンに交じって、なぜか青島あきなさんという世間的には無名なグラビアアイドルが1ページ目なんですよ。先週の週刊プレイボーイの企画で、アイドル29人がキン肉マンへのお祝いコメントを出すという企画があったんですが、ほぼ全員が「キン肉マン愛してまーす」ぐらいの、内容を知らなくても書けるコメントばっかりでガッカリしてたので、今回もそういう大人の事情でねじこまれたのか・・・と思ったら…。



「ジャンクマンにばっちんばっちんはさまれたい」!!!
本文でも「もし私が正義超人だったら戦う相手はジャンクマンって決まってるんです。なぜならあの両腕にばっちんばっちん挟まれたいから」とのこと。なに言ってんだ。


「あんなに力強くはさまれたら気持ちよさそー!ちょっと痛気持ちいいのが好き」
これが本当にアイドルの発言か?好感度あがるわー。もしこれが事務所が勝手に考えたりしてるコメントだったら、売りだし方間違えてますよ!


「オナラを出しながら飛ぶのを見て、私も空を飛ぶときは大体オナラをしてます。ブー」
え…?「私も空を飛ぶときは」?「大体オナラをしてます」?「ブー」?どこからつっこめばいいんだ。

当ブログは青島あきなさんを応援しています。
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