さよならテリー・ザ・キッド

おとなをからかっちゃいけないよ

Perfume・BUDOUKaaaaaaaaaaN!!!!!(初日)

Perfume日本武道館ライブ行ってきました。

僕は過去に彼女たちを生で観たのはインストアライブの1回だけで、「2002年にデビューしたけどなかなか売れなかった」ていうのを情報としてしか知りません。それだけでも今回の武道館ライブが感慨深かったのに、実際にその頃から応援してた人達とか、なによりPerfume本人達はどんな思いであの場に立ってたんだろう、と思いながら見てました。アンコールの声に応えて再登場した時に言ってた「求められない時代が長かったので嬉しい」ってのが実感こもってて印象的。

Perfumeは不遇の時代が長かったせいなのか、ライブのお客さんの顔をめちゃくちゃ見てるし、よく覚えてるんですよね。インターネットでレポをあさってるとそういう話をよく読みます。
例えば僕がインストアライブに行った時の握手会でも「前の方で咳してたお客さんですよね、風邪大丈夫ですか?」って話しかけられてる人がいたし、掟ポルシェもよく「どこどこにいましたよね?」って言われるという話をしてました。実際、前の方で見てるとものすごく目が合うのですごくドキドキします。そういうのもあって、彼女たちは会場が狭いほうが魅力が伝わりやすいんだとは思います。こんな感じで。

なんだったらウチのワンルームで見たいぐらいですよ。

それが武道館という1万人クラスの会場だとどうなるんだろう?と思ってたんですけど、MCで「日記とかでネタバレしないでね?全員の顔覚えとくからね!」と言いながら客席をガン見してきたり、2階席でコスプレしてる人を目ざとく発見して話しかけたりしてたので、ちょっとこれはなんていうかもう、尊敬に値します。何も変わってない。
2階南西H列という決して遠くない位置から見てた僕も、何度も彼女たちと目が合ったと思います。これは決して思い込みではないです!いい意味で不遇の時代の頃のクセが抜けてない感じ。もう超売れっ子なんだからもう少しぐらいファンを適当に扱っていいはずなのに…。ずっと変わらずこのままの姿勢でいて欲しいものです。

こんな良い子たちな上にひとたび歌い始めれば巫女かなにかのように神々しく見えるし、喋りは面白いし、のっちの太ももはエロいし、そりゃ売れなきゃおかしいだろう、と今日のライブを見て思いました。

ライムスター宇多丸さんが『マブ論』ていう本でPerfumeについて書いた時、この「売れるべくして売れた」っていうのを「正義は勝つ」って表現してたんですけど、ほんとそんな感じ。Perfumeは正義!!

参考ログ:
アイドル最後の希望・Perfume
Perfume=ファイティング・コンピューター説

ライムスター宇多丸の「マブ論 CLASSICS」 アイドルソング時評 2000~2008

ライムスター宇多丸の「マブ論 CLASSICS」 アイドルソング時評 2000~2008