さよならテリー・ザ・キッド

おとなをからかっちゃいけないよ

短期集中連載・「濡れたガンキャノン」第2回

ちょうどレンタルビデオ屋がアニメ100円の日だったので2〜4巻まで借りてきたよ。2巻(第4話〜第7話)感想。
 
4話「ルナツー脱出作戦」
  
・接近戦でのせめぎ合いがとても燃える。シャアザクのヒートホークでバズーカを真っ二つにされたアムロが右手のビームサーベルでヒートホークを防ぎ、左手のサーベルで後方のザクを貫く、ていうシーンが良い。主人公とはいえ素人のアムロの才能とガンダムの性能すげー。かっこ良すぎるのでゲームとかで再現できるもんならしたいなあ。二刀流をどう操作するかは全く分かりませんが。操作といえばそもそも2本のレバーとペダルであんな動きってどうなってるんだろうか。未来ってすごい!もっと言えばGガンダムにはハンドルで操作する旧型のガンダムいたけど。
 
・パオロ艦長の宇宙葬のシーンは泣けるね。しかし宇宙葬ってすごいロマンチック。だってずっと宇宙を漂うんだぜ。船の上で死んで海に流されたアントニオ猪木の祖父のエピソードを思い出してしんみり。おじいちゃんはこれからずっと海に出る人達を見守るんだよ…。
 
5話「大気圏突入」
 
・3人の部下の前でもいちいちポーズつけて作戦を説明するシャア萌え。
 
・セイラさん、強気なだけじゃなくてアムロの操り方まで知ってる!「あなたなら出来るわ」。なんて感じ悪い!でも僕も「おだてないでください」とか言いながら操られたい!
 
・雑魚どもが一撃で破壊されるのは見てて爽快なんだけど、シャアは全く攻撃くらわないので見ててストレスが溜まるね。そういう意味ではシャアが憎い!でもかっこいい!
 
ガンダムハンマー初登場!原始的!宇宙で闘ってるのに巨大なトゲトゲ付き鉄球っていう武器はシュールですらあるけどインパクトと説得力は絶大だね。この後にはシャアザクもエルボーとかしてるし。ガンダムって結構肉弾戦もやってるんだなあ。
 
・雑魚兵士・ブラウンの死に様は無残だなー。大気圏で燃え尽きるって。ある程度動けるけど何もできずに死ぬのを待つしかないって一番やな死に方だよ。水責めとかに通じるものがあるよ。しかも無線ではシャア達と話せるっていうのも残酷だ。ここで最期に家族と連絡とったりしたら感動するんだけど、ひたすらおびえるだけのブラウン。「助けてください!」「気の毒だが…」ああ怖い怖い。こういうのはほんとにイヤなので、子供の頃見たら絶対トラウマになってたよ。ブルブル。
 
第6話「ガルマ出撃す」
 
・4話を見て「マゼランって連邦軍だったのかー。僕の中では勝手に敵艦ってイメージがあったけど何でだろう」と思ってたけどその謎が解決。そうだ、マゼラアタックとごっちゃになってたんだな。名前かぶってるよ。緑っていう地味な色もジオンっぽいし。
 
・「自信があってやるわけじゃないのに」「もう!これだ!すべてこれだ!」「1人にしてくれよ…」等、アムロはボヤきまくり、シャアは「笑うなよ、兵が見ている」のとこで仲良さそうに見えてガルマを嘲笑するわ、ブライトさんは人格者そうに見えるのに「分かるものか」って小声で愚痴るわ、この回はドロドロしてる印象が強いなあ。今後キャラ増えたらもっとひどそうだ。それが面白いんすけどね。リュウとかキッカが出るとなごむわー。
 
第7話「コアファイター脱出せよ」
 
・起死回生のコアファイターでの脱出作戦、シャアに読まれる!しかもそのまま失敗!えー!主人公なのに。読まれたけど色々頑張って成功!でこそカタルシスが得られるはずなんだが。でもおもしれー。シャアかっけー。うひょー。
 
・この回はカイの意地の悪さが爆発!そのせいでセイラとアムロには罵られ、ブライトには殴られる始末。でもこたえてないカイは最高だ。
 
・おじいちゃん「子供に年寄りの気持ちがわかるか!」
アムロ「僕はもう…やめますよ!?」
ていうやりとりは最高。子供か。子供だけど。
 
ホワイトベースの連中は常にボロボロでギリギリでその緊張感がたまらんのだけど、唯一「おおっ」ってなるのはガンダムがビビられるとこだけだなあ。シャアまでビビってるし。