さよならテリー・ザ・キッド

おとなをからかっちゃいけないよ

長井秀和のネタで「女子校生が『ビミョー、ビミョー』ってよく言ってるけどそんな細かな違いがお前らに分かるのかッ!」というのがある。
「あいつ可愛くない?」「んー、微妙」なんて会話は確かによく聞かれるし、ネットでだって何かの感想文を読むなら「素晴らしい」「酷い」じゃなければ全部「微妙」だ。それだけ便利な言葉ってことではあるんだけど、「微妙」という単語を聞くたびに、誰だったか芸人のライブのチラシで浅草キッドが「今は”微妙”なモノばかり世に溢れているけど、ビートたけしが世に出てきた時に、たけしは微妙だったか?ブルーハーツは微妙だったか?それと同じ決定的なインパクトが彼らのライブにはある」といった趣旨のことを書いていたのをいつも思い出す。その文だけとても印象的で対象は誰だったかはキッパリ忘れちゃったけれど。
いま新サイト作ってるんだけど、微妙じゃないものなんか俺ごときにそうそう出来てたまるかーいって気持ちになってます。