さよならテリー・ザ・キッド

おとなをからかっちゃいけないよ

日本大学芸術学部 学園祭 バナナマン&おぎやはぎライブ

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今日は祝日で暇なところに無料ライブの情報を見つけてしまったので急遽1人で行ってきました。

会場はものすごい人が集まっていて、何百人、ひょっとしたら千人とかいたかもしれない。ぱっと見で数えるのは無理なんで適当ですけど。そこで座って待っていたら後ろの席の大学生カップルが
「マジでおぎやはぎアツくねー?」
「みんなおぎやはぎ目当てなのかな、これ」
バナナマンってテレビ出てるの?」
「一応出てるよ!(笑)」
みたいな会話をしていて悲しくなりました。僕の中では2組は同格だったもので。というか芸人としてはバナナマンのほうが好みなもので。僕は実はテレビを全然チェックしてないのですが、それでもおぎやはぎは売れてるなーというのは漠然と知っているから、やっぱ売れてるんだなあ。

バナナマン登場。
最初に「僕らは11年やってるんだけど皆さん僕らをどれぐらい知ってますか?」とアンケート。「人数多いから、手をあげると隣に当たったりするんで知ってる人はこう(シャクレ顔)やってください」みたいなツカミがあった後、
設楽「客席も暖まってきたところで、うんこの話をします」
日村「なんで落ちついてきたらうんこの話?」
設楽「いや、聞いた後には絶対『聞いて良かった』って思える話だから。で、今からうんこのことを“ピンク”と呼ぶことにします」
日村「あんまりうんこうんこって言うのもアレだしね」
設楽「こないだ電車の中でピンクがしたくなっちゃってね、駅でトイレに行って、最初におしっこを・・・あ、おしっこも下品だな。こっちは・・・レモンティーと呼ぶことにしましょうか」
日村「なんでこっちは中途ハンパにリアルなんだよ」
設楽「まあ、おしっこはこの話あんま関係ないんだけど。で、個室の方に入って座ったら、目の前の壁にピンクがビターン!ってくっついてんの」
日村「え、なんで?」
設楽「汚かったけど、俺はもうピンクどころかショッキングピンクだったから・・・」
日村「それぐらい出そうということね」
設楽「うん、ショッキングピンクだったからかまわずに座って、ブブブブブブーッ(唇を使って破裂音)って出して・・・」
日村「だから何で時々リアルを挟んでいこうとすんだよ!わざわざ“ピンク”って言ってる意味ねーじゃん」
設楽「そんで立ちあがって、水を流すレバー押したら、もんのすごい勢いで水がバーッ!って流れてきて、俺のうんこも前の壁にビターン!って」
日村「うっそだー?」
設楽「“ハッハーン、これかぁ”って思ったね」
日村「じゃあ立ってたから良かったものの、座ったまま水を流したらこう(前に押し出されるジェスチャー)なるんだ?」
設楽「そこまで強くはないだろ(笑)。まあ皆さんもこれ聞いてね、公衆便所にはそういうトイレもあるということで気をつけてください」
日村「少しだけタメになりましたね」
設楽「さて、タメになったところで、僕らはお笑いのグループだからコントをやります」
日村「うんこの話をするグループじゃないからね」

と強引にショートコント突入して、いつもやってるようなことやって終了。そしてその後、さっきのカップルの男のほうが「バナナマン・・・おもしろいな」と呟いたので僕はガッツポーズを取ったのでした。僕は親戚か何かか。

そしていよいよ『テレビに出てる人』おぎやはぎ登場、やはり大人気。さっきのカップルは「おぎやはぎテンション低そうー」「元気に走って出てきたらちょっと引くよね」と言っていたけれど、小走りながらもちゃんと(ちゃんと?)ダルそうだった。

まずいきなり、
小木「インタビューなんかでも聞かれるんですけど、僕らの名前の由来知ってます?」
矢作「小木と矢作だからおぎやはぎじゃないんですよ」
小木「『お』は面白い、『ぎ』は義理堅い、『や』はやさしい、『は』ははにかみ屋さん、そして最後の『ぎ』は・・・義理堅い」
矢作「これらの頭文字くっつけたら、たまたま『おぎやはぎ』になってビックリしましたからね」
というツカミから唐突に
小木「小木です」
矢作「矢作です」
小木「おぎやはぎですが何か問題でも?」
矢作「おぎやはぎですが何か?」
小木「・・・これが合わなかったのって初めてじゃない?」
矢作「不吉だねえ」
小木「俺が変なタイミングで言っちゃったからね」
という貴重なシーンを見せられるハメに。そして
矢作「向こう(学内の別の会場)にはインリン(・オブ・ジョイトイ)来てるんでしょ?」
小木「そうそう、裏にぶつけて来てるみたいで」
矢作「いま見に来てる人たちはインリンより僕らを取ったんですね」
小木「僕なら間違いなくインリンのほう行きますけどねぇ」
矢作「俺らもインリンに対抗してエロい話する?」
小木「インリンってエロい話してんの?」
矢作「そうだよ、ずっとバイブの話とかさー」
小木「バイブの話!?」
矢作「そりゃそうでしょうよ、バイブの話しかしないよ」
小木「ちょっと待って、『しか』しないんだ?」
矢作「なんだったらバイブ入れてるからね」
小木「ああ、『飛びっ子』とかね・・・・・・・・・やめようやめよう、学園祭でこんな話」
矢作「『飛びっ子』って言ってもみんな分かんないし」

学校内、かつ大衆の前で「バイブ入れてる」ってすげえー。もちろんいつものニヤニヤ顔でした。ちなみに「飛びっ子」とはコレのことで、いわゆるリモコンバイブというやつですな。
ていうか聞いてくださいよ!僕も「飛びっ子」なんて名称は昨日まで知らなかったんですけど、飲み屋でエロ言葉しりとりしてる途中(これもひどい話だなー)に、その言葉が出てきて教えてもらったんですよ。生まれて初めて聞いた単語を続けて聞くことになろうとは。なんだこの小さい奇跡。ひょっとしてメジャーな単語なのか?という気になったけど違う、よね・・・?
そのあとは無難に地元の話などをしてからネタ披露。そのあとなぜかおぎやはぎだけの時間が出来てしまったので、「ヒマだから好きな人の名前言えよ」という話から、たぶん色んなとこで言っているであろう「小木が別れた彼女はそのあと矢作と7年つきあった」という話をして、「7年付き合ってから『よく考えたら顔が好みじゃなかった』ってふられましたからね、気づくの遅せーよ!」と。

最後は4人の寄せ書き争奪のクイズ大会みたいなことになったんだけど、これがもうなんかグダグダだったんで書くのは省略します。だって小木の「僕は小木でやっていますが本名はなんでしょう」っていうクイズ*1に、手をあげてマイク向けられたら「うんこー!」って叫ぶ学生とかいて見てられなかった。バナナマンのうんこ話がウケてるのを聞いてたら「うんこ」って単語だけで笑いをとれると思ってしまったのだろうか。まあステージに上がる(=クイズの回答権を得る)条件の1つに「眼鏡」っていうのがあって、ステージ上が観客12人+おぎやはぎで14人の眼鏡に埋め尽くされて、バナナマンが「なんか悪い気がしてきた」って言ってる絵は楽しかったですけど。

結論としてバナナマンはうんこの話、おぎやはぎはバイブの話しか印象に残ってないですよ。なんてことだ。まあ見てる人はたいがいネタ知らないからそっちのほうがメインだったはずですが。

余談ですが会場にはsahyaさん(id:sahya)、curioさん(id:boxcurio)、るみねさん(id:king-show-chan)達がいて、僕は男1人だったのでああいうとこに男1人で行くと浮くなーと思った。やめないけどね。

*1:ちなみに正解は「漢字は同じ『小木』だけど読み方が『こぎ』」だと思う