さよならテリー・ザ・キッド

おとなをからかっちゃいけないよ

今週のキン肉マン2世(画像は本文と関係ありません)

日付が変わったのでちゃんと書きますけども、いやー今週はひさびさに面白かった。そして「今週は面白かった」という場合はたいがい初代絡み、という法則も守られた。残念ながら。

下にも書いた、今週のサブタイトルでもある「時間を越えた夢のタッグ」は意表をついたキッド&ケビン組。肉ファンがいろんなとこで「これこれこういう理由でアイツとアイツが組む(もしくは組んで欲しい)」と予想しまくってる候補の中にはほとんど名前があがらなかったコンビにも関わらず、「ロビン先生ならキッドをなんとかしてくれるんでは」という期待感を煽られるという絶妙さ。すごいぞ!ゆで采配!

そして今週のサプライズはもうひとつ。謎の潜入者の影が、ゆで特有の「今まではただの黒い影だったのがある週を境に突然見覚えのあるシルエットに変化するけど意地でも正体不明と言い張る」に!そしてその影にはブロディっぽいレッグサポーターが!これはひょっとしてイチバンマスク?否!じゃあハルクマシーン?否!断じて否!完璧超人・ネプチューンマンその人だあー!(でもあくまで影)
ネプチューンマンの血縁者が出るならタッグ編しかないよなーとは思っていたけど、まさか本人が出るとは。確かにこの時代のネプは人狼煙でバラバラになってるから二人のネプが出会って対消滅もおこさないし、でも死んだ直後だから招待を隠さなきゃいけないから覆面を被る理由もできたし。

これで
「そこでこんなものを用意した(サッ)」「これは黒の万太郎マスク!」→「超人界に新しいスターが誕生した その名は万太郎グレート〜!」→「だがあの足腰のフラつきようは年齢から来るもの…見えたぜニュー・マッスルブラザーズの弱点が!」
になるわけでしょうか。えーと、そうやって初代をなぞっていくとネプは準決勝で時間超人に殺されるの、か、な…?

「タッグ編でやっと万太郎とキッドのタッグが見れる」という願いは裏切られたけれど、「今までキッドが何にもしてないから急に活躍されても困る」という難点もロビンのおかげでうまいこと解決できそうな感じ。そしてたぶん決勝ではなんだかんだあって万太郎&キッド(二代目万太郎グレート改め)組が実現するわけですよ。今はそれまでの「溜め」ですよ。初代のタッグ決勝でのマシンガンズ復活→連携で完璧超人を圧倒のシーンはいま読んでも本当に爽快なので、ひょっとしたらアレ以上の名シーンが生まれるのかーっ!?

初代をなぞりつつ超えろというのは無茶な要求だなんてことは知りません。