さよならテリー・ザ・キッド

おとなをからかっちゃいけないよ

4/23 DRAGON GATE 大田区体育館大会

http://www.gaora.co.jp/dragongate/
5年ぶりぐらいにプロレス生観戦してきたよ。

噂通りギャルも多かったけど、親子連れもたくさんいたのが良かったです。いい客層つかんでるなあ。そんでみんなが大きい人や空中技に驚き、反則に金切り声をあげてるのが素敵でした。
プロレスは覚めた目で見たら絶対にダメだよなー。本気にさせるドラゴンゲートの連中も素敵だったよ。あー、行って良かった。


一応流れだけ速報も。PPVだからスポナビとかの情報公開は深夜だよ。

第1試合
ザ・ターボマン キング・シーサー  スペル・シーサー アンソニー・W・森 vs 戸澤アキラ ダニエル三島 マイケル岩佐 カツオ

ダニエルはひとりで入場。新人「トザワ」から戸澤塾1号生・戸澤アキラにキャラチェンジしたばかりの戸澤は、先日の後楽園で勧誘したマイケルと「♪男を〜みがくなら〜 ト・ザ・ワ塾〜」というテーマで入場。
試合は戸澤のキャラ披露がメイン。アンソニー組からひとりずつ技を食らいにいって「せぇい!」と後ろで腕を組んで耐え、さらに自らコーナーに行って全員から串刺し攻撃を食らって「せぇい!」。ひとまわりデカいキング・シーサーの時だけ苦しげ。
相手をフォールする時はパートナーにフルネルソンバスターの要領で持ち上げられて相手の上にあぐらをかいた態勢で落とされ、腕組みで座ったりとか。フィニッシュは「フレー!フレー!」からのダイビングヘッド。
試合後、戸澤は「本日、戸澤塾にふたりの男が入校する!」と言い放ちマイケル・ダニエルに紙袋を渡す。マイケルは戸澤塾Tシャツだが、ダニエルは「解雇」と書かれたTシャツ。
マイケル「今日からお前はリストラキャラ・三島来夢(本名)ネー!」
ダニエル「何を言ってるのー?私はフロリダ・ブラザースのダニエル三島、アナタはマイケル岩佐…」
マイケル「春は頭のおかしい人が増えて困りまーす。あれ?さっき『ふたり』って言ってたけどもうひとりは…」
敵コーナーに近づく戸澤。「俺?」というリアクションの、もうひとりの新人キャラ・カツオ。だが、トザワが指名したのはアンソニー・W・森
「王子さまキャラをやめて男を磨こう!」
アンソニーダッシュで逃げて終了。


第2試合
堀口元気 vs ミスター・プライムタイム
入場途中のミスタープライムタイム(以下、MPT)を谷嵜が一斗缶で襲い、急遽堀口対谷嵜に。
谷嵜はリングに椅子を大量に投げ入れ、そこに堀口を叩きつけようとするも切り返され自爆。そこにMPTがエプロンから一斗缶で一撃→堀口の逆さ押さえ込みで幕。

第3試合《オープン・ザ・ブレイブゲート選手権試合》
【王者】吉野正人 vs ジャック・エバンス【挑戦者】
吉野のセコンドに土井・Gamma・谷嵜。ジャックは入場からバク転連発。試合開始直後の側転→ノータッチトペコンで観客の心を掴み、空中前方回転式ニーアタック、ジャンピングフットスタンプからそのまま反動でその場飛びムーンサルトトップロープからのラ・ケブラータ式スカイツイスターアタック等、見たことのない技を連発。そして神業・630°が完璧に決まるも、土井らの乱入でカウント入らず。その後はミスタープライムタイムらも入って乱戦。トップロープからジャンプ→プライムタイムが担いだ谷嵜を踏み台に反転→ムーンサルトってのもあった。
再び630°を狙ったとこを邪魔されて、ソル・ナシエンテで吉野勝利。
試合後、リンチに合うジャックを助けに花道からフジイさん…に注目が集まってるところに客席からCIMAがこっそり乱入、谷嵜にシュバイン。大歓声。
土井とマイク合戦が始まるも、内容、しゃべりのうまさ、会場人気でCIMAが圧勝。「谷嵜、乱入はこうやるんや!お前のさっきの乱入なんやねん、花道の目立たんとこで襲いやがって、観客に伝わってへんわ!」「土井、お前のマイクは観客巻き込んでへんねん、ひとりよがりやねん」「吉野、ジャックのシックス・サーティで完全に負けとるやんけ」「ガンマ、いい年なのに金髪と。あとで俺が中学んときに使ってた、一日で黒くなるスプレーで染めたるわ」「お前ら小粒が4人揃いやがって、誰がまとめるんじゃ」
なにやっても歓声。土井達はマイクもグダグダだし人気もない。とにかくCIMAの人気がすげえ。


第4試合《日本最重量対最軽量スペシャルマッチ》
吉江豊 vs ストーカー市川
体重差4倍対決はまあ普通に分かりやすい試合だったけど目新しいような攻防はなし。チョップ一発で死にかけたり、吉江が雷電ドロップ狙ったら必死で逃げたりとかそういう。フィニッシュはトップロープからのダイビングソーセージだったのでそこだけすごい。
なぜかクネスが吉江のセコンドにいて、吉江は「今年でデビュー10周年だそうです。彼のことは13年前から知ってるので(←なんで?)、復帰したらタッグを組みたいと思います」


第5試合
マグナムTOKYO ドラゴン・キッド vs 望月成晃 新井健一郎
天龍欠場でテーマがなかった感じ。いい試合だったけどそれだけです(贅沢)。マグナム「天龍さんが治ったらまたやろう!」


第6試合《オープン・ザ・ドリームゲート王座 次期挑戦者決定戦》
鷹木信悟 vs B×Bハルク
なんか異常なまでに鷹木に声援があった。常に黄色い声で「シンゴ!」「シンゴー!」って。CIMAの次ぐらいに人気あるかも。新人なのになんでだろ?でもまあ身体つきと技の説得力はすごかった。髪型が変だけど。
対するハルクが身軽キャラで技の説得力はないせいで、鷹木が技を受けまくってたまに重い技を出すことで試合を成立させて一進一退に。最終的には両方の名前のコールが同時に起きるぐらいの名勝負に。ハルクがフラフラになりつつも、捻りを入れたムーンサルトで勝利。観客爆発。この試合だけマイクなし。

セミファイナル《ブラッド・ジェネレーション・ユニット名争奪マッチ》
CIMA ドン・フジイ vs 土井成樹 Gamma
大乱戦。土井組セコンドの度重なる乱入で怒りの神田レフェリーが谷嵜を投げ飛ばして大歓声という場面もあったものの、バカタレ・スライディングwithパイプ椅子で土井がフジイをフォール。
土井「勝ったけどな、おまえ等が作ったブラッド・ジェネレーションなんかいらんのじゃ!もう新チーム名は考えて来てんねん、発表するぞ、大田区体育館ひっくりかえるぞ、いいか、おれらは…『マッスル・アウトローズ』や!(場内失笑)あとなCIMA、俺らのこと小粒が揃ってるとか言いやがったけど、大型もひとりおるんやぞ!ここまで言えばわかるやろ、岸和田兄さん!」
欠場中のマグニチュード岸和田登場、5人でCIMA・フジイをぼこぼこに→マグナム・望月が救出
望月「CIMAを助けに来たんじゃねーぞ、おまえらが引かせたこの空気をなんとかしなきゃと思ってきたんだよ!」(大歓声)
次の後楽園でマグナム・望月・CIMA・フジイ対土井・吉野・Gamma・谷嵜、決定。


メイン《オープン・ザ・ドリームゲート選手権試合》
【王者】斎藤了 vs 横須賀享【挑戦者】

オーソドックスな試合。まあこの二人だから内容勝負しかないわなー。腕攻め・ドラゴンスープレックス・プレミアムブリッジを凌いだ横須賀が雪崩式、ダブルアーム式横須賀カッター、「ジャンボの勝ち!」連発で勝ち。
「斎藤、これで一勝一敗だ、もう一回やろう。それまでベルト守るから」「CIMAはマイクうまいっすね。俺は何も言葉を考えてません、でもこれが俺です!」「俺の涙を期待してた人もいるでしょうけどもう泣きません、家でひとりで泣きます!」
まあ試合中からずっと横須賀に声援が集中してたのでこれでよかったのかしら。