さよならテリー・ザ・キッド

おとなをからかっちゃいけないよ

Perfume=ファイティング・コンピューター説

上のエントリで、Perfumeの魅力は無機質な楽曲とアイドルらしからぬキャラクター、ていうことを書いて、それからずっと「この感覚は覚えがある」と思ってたんですけど、やっと分かりました。「機械のカッコ良さと、必要以上の人間らしさのギャップ」といえば、やっぱりウォーズマンだと思うんですよね。

たぶんウォーズマンを好きな人って、漆黒ボディのカッコ良さとか機械の冷酷さだけじゃなくって、マンリキ戦での「イエッサ師匠」「レッグブリーカーでござーい」っていう可愛さとか、「アワワ…」(ヘルミッショネルズ戦)とか「ウギャア キン肉マーン!」(マンモスマン戦)っていう普通の超人以上に弱さ丸出しなところとか、そういうの含めて好きだと思うんですよ。
Perfumeトーク見てたら「アイドルがそんなこと言うなよ!」ってよく思うんですけど、ウォーズマンも「超人レスラー(しかも機械)がそんな事言うなよ!」って罵倒しながらそのダメさも愛したい感じじゃないですか。

不遇の時代があったりとかするとこも似てますし。つまりアクターズスクール広島=蛇の穴(やられ専門のレスラー養成機関)(アニメオリジナル設定)ですよ!余談ですが、広島の番組にPerfumeが出た時にあーちゃんが「もう(他のアクターズ広島の)一期生いないらしいです」って爆笑しながら言ってたので自重しろと思いました。

こうなるともうコンピューター・シティの「絶対故障だ ていうかありえない 僕が君の言葉で悩むはずはない」のあたりは、ウォーズマンの「氷の精神」→「オモイヤリ+ヤサシサ+アイジョウ=?」「友情インプット完了!」をイメージしてるとしか思えません。つまりファイティング・コンピューター・シティですよ。

そしてPerfumeがいろんなとこで言ってる「アイドルのイベントに出演しても、ロックのイベントに出演しても、自分たちはどこに行っても浮いている。オール・アウェイなんです」っていう発言は、ウォーズマンのテーマソング「悲しみのベアークロー」のサビ「ロボットでもない 超人でもない」とダブってくるわけです。

しかし超名曲だなこれ。

キン肉マンII世の人気投票でもウォーズマンは1位ですし*1、こういう「かわいそカッコいい」とでも言うべきジャンルは日本人の琴線に触れるのかもしれません。つまりみんながPerfume大好きなのは当然だっていうことですね。

*1:しかもII世のウォーズマンは「正体を隠すためにクマのぬいぐるみに入ったまま『クゥーンクゥーン』と鳴きながら戦う」というギャップありすぎの荒技を披露