ハチミツとクローバー

みんながハチクロハチクロ言うので読んでみたよ。
言わないと伝わらないから言っとくけどね、僕だってね、こういうの読むんだよ！好きな漫画は？って聞かれたら上位はキン肉マン・覚悟のススメ・プロレススーパースター列伝とかなので、しかもはてなに書いてるのはそういうのばっかりなので小学生男子ぽいけどさ、「のだめ」とかも読むよ。あと少女漫画はカレカノぐらいしか読まないけど。あ、岡田あーみんは家にあるな。
そんでハチクロなんだけど、いやー参った参った。漫画喫茶で読んだんだけど、気づけば「ぎぎぎぎぎ」って言いながらソファを掻きむしりながら読んでたよ。これは比喩でもなんでもなく、身体が勝手にそんな気持ち悪い反応をしてしまった。それぐらい良かった。良かったけどダメージでかかった。
恋は良いものだ。中でも片想いはとても良いものだ。誰がなんと言おうと、恋とは片想いの事である！いま良い事言ったよ僕。別に盲目じゃなくてもいいんだけど、「うおーときめくー！」みたいな状態のアレな。誰か文字化してください、あの感情。実際、男女のお付き合いの中で一番楽しいのは片想いの時期で、ものすごく矛盾してる事を言うけども「ちゃんと正式にお付き合いしてる、でもお互いが相手に片想いしてる」みたいな、いわば「両片想い」な時期はとても胸踊るものだと思う、たぶん。自分、よく分からないっすけど。まあそのあとに来るであろう、「お互いが美化されないで、いいとこも悪いとこも好きだぜ」みたいな穏やか〜な状態も素敵だけど、お互いもしくは片方が勝手に盛り上がってる状態のほうが、周りから見守ったりマンガや日記で読んだりする分にはとても楽しいなと思った次第です。なにが言いたいかっていうと片想いしてる山田さんはとても可愛い。マジメで不器用。これは萌えだ。
ある人が「萌えとは恋愛感情から肉欲を引いたものだ」と言っていて、まさに僕が山田さんに抱く感情は、付き合いたいとか、もっこりしたい（シティーハンター風）（オブラートに包もうとして大惨事）とかいうわけでもなく、ただ可愛い、萌え〜、なのであった。で、さっきハチクロ占いをやったら僕は驚くべきことに「山田さん」という結果だったんだけど、山田さんは色々と生きるのが辛そうなので他のキャラがいいなあと思いました。ていうか僕は自分と同じタイプに萌えてるってことか。
とにかくハチクロはみんなピュアでまっすぐなので良いです。例えば安野モヨコ辺りを読んでると、面白いんだけど「これは自分とは別世界の話だなあ」とか「みんなそこまでモテたいかなあ」とか思ってしまうのだけど、ハチクロを読んで悶えれる自分はまだまだピュアじゃん！って割と本気で思った。そのあと「ピュアな人は自分でピュアとは言わないなあ」と思ってヘコんだ。でも「自分はピュアじゃないなあ」ってヘコんでる僕はピュアだと思った。俺、お前のこと嫌いじゃないぜ。

結論としては、ハチクロは僕みたいなもんにこんな恥ずかしい文章を書かせる破壊力があるってことです。他にもラブロマと、あと模倣犯（http://d.hatena.ne.jp/kowagari/20040526#1085580705）経由で知った電車男も立て続けに読んだので、脳がいい感じってせいもあると思うんだけど。ちょっと自分でも読みなおすのキツいので読みづらいとこあったら勘弁な。いま色々なバランスを取るためにアニメ＆特撮メドレー聞きながらこれ書いてるよ。ていうかピュアとか恋愛がどうとか書いてるけどさ、オデ、女の子の嫌がる顔とか割と好きだかんね？今日もそういうDVD借りてきたかんね？そこ誤解すんな？