好きなおとこ・甲本ヒロトについて
下の「好きなおとこ」を書いた後に水道橋博士の悪童日記を読んだんだけど、6/12日分に
「ヒロトは、釈迦の時代だったら、釈迦だった人」
という記述があっておもろかったです。
あと、今日の「BSマンガ夜話」が「BECK(ハロルド作石)」なので、BECKの0巻(ISBN:4063346277)を読み返してたんですけども、それにちょうどハロルド作石とヒロトの対談が載ってて、そこでのヒロトの発言はどこを切っても名言なので参った。
- まっすぐできれいな線なら、練習すればきっと誰でも描けるんだ。でも自分にしか描けない歪んだ線ってあるでしょ?
- 楽しいってことはね、「ラクをする」ということとは違うんだよ。「楽しい」と「ラク」は絶対相容れないものなんだ。漢字が一緒だからみんな勘違いしちゃうみたいだけどね。
- 3分の曲は3分でできる。だってさ、歌を作っているんだよ?歌を覚えるとき、歌詞と曲、別々に覚えたりしないだろ?「ちいちいぱっぱ、ちいぱっぱ」という曲は、詞も一緒に覚えてるじゃないか。つくる時も同じだよ。でも、つくるときに3分でできているからといって、本当に3分でできているとは、僕は思っていない。それはあくまでイメージが形になる瞬間なんで、それが25歳のときにできた曲なら、25年かかっているんだと思う。
- たとえば、ギタリストのピークはその人がギターを持った瞬間にあると思うんだ。弾き方なんてまるで知らなくて、「おおっ、ギターだぜ!」って思って、ジャーンと鳴らしてみたときが、ギタリスト人生のピークなんだよ。あとは落ちていくか、横ばいか。それ以上はない。そこがピークだし、そこがゴールなんだよ。…僕が話しているのは、音楽の話じゃないよ。ロックンロールの話をしているんだ。
ほんとは全部抜き出したいぐらいなんだけど。まあ特にオチはない話なんですが、今からマンガ夜話見るんでここまで。じゃ。