さよならテリー・ザ・キッド

おとなをからかっちゃいけないよ

今週の2世

おわー、2週も開いてしまった。すんませんすんません。たまーに「ここだけ読んでストーリーを追ってる」て言ってくださる奇特な方もいるのでこれはまずいな。
えーと、先週〜今週にかけてをまとめると、「正義がのさばっている現代が気に食わないから過去から変えてしまえ!と思いついた時間超人が、初代のタッグトーナメント終了直後にタイムスリップして初代の連中をボコボコにする」という展開です。万太郎達は出番無し。
僕はこれがSなのかMなのか分からないけど、強いはずの連中が完膚無きまでに蹂躙されるっていう展開は好きなんですよ。それが例えば年老いたチャンピオンが若いものに負けるとか、努力家がどんなに努力しても天才に負けるとか、そういう現実の厳しさみたいなのがあるなら切ないながらも目をそらせないんだけども、今回はただ「古くさい技だから通じない」「未来の技は見たことないしすごい」ていうだけじゃないですか。これを現実のプロレスに例えるなら、全盛期の猪木が闘龍門あたりの最新の技に負けるようなもんでしょ。一応は「完璧超人との戦いの直後でボロボロだから」という言い訳はできるのかもしれないけど、今まではボロボロのまま連戦しても奇跡の逆転ファイターだったわけだし。
しかもさんざん古さを否定しておいて、時間超人ロビンマスクにとどめを指した技、「死時計の刻印(デスウォッチブランディング)」って両足を時計の長針に変えて相手に突き刺す原始的な技だからね。時間超人の「時間」の要素の出し方が間違ってるよ!時間→時計→針で刺す、って無理矢理過ぎ!まだウォッチマンのほうが時計の使い方が正しい分だけ時間超人ぽいよ!
ってまあ今さらゆでに文句を言ってもしょうがないし、「どうせタイムスリップするなら子供時代に殺すとか先祖ごと根絶やしにするとかすればいいじゃん」だとかの突っ込みどころは簡単すぎてたぶん釣りだから無視するし、とりあえずはまだ支持の方向で。
今回のツープラトン三角締めはカッコ良かったし、ゆで先生のタッグ技のセンスは大好きなので、今シリーズ期待してますぜ〜。マッスルドッキングを超えろ!あとマッスルドッキング初披露時の解説勢の名ゼリフ「こんなことが物理的に可能なのか…」も超えろ!今までずっと物理を無視してきたじゃん、っていう。