さよならテリー・ザ・キッド

おとなをからかっちゃいけないよ

4/15ラーメンズ第15回公演「アリス」(追加公演)

3ヵ月ぶり、3度目のアリスでした。
全国公演を回って東京に戻ってきたアリスは、前回見たときに冗長かなーと感じた部分が削ぎ落とされて、思いつきであろう台詞と、最初は思い付きだったろうけど全国を回っているうちに定着したであろう台詞がたくさん追加されており、完成度も自由度も高いというワケの分からない舞台でした。

特にエロシーンでは「あいにく今日は収録がないんでな!」と叫びながら、それはそれは淫猥かつ自由奔放な姿を披露され、僕の座ってる前の客席にはなぜか小学生ぐらいの子供さんがいたのでハラハラしました。小林賢太郎なら何をやっても許されるのか!

他の日の公演もたくさん見てる人のレポを読むと、どうやら今回はわりと「当たり」だったようで、ナマモノの「聖なる一回性」を深く感じると同時に、同じ公演なのに日によってこうも当たりハズレが…いや、ハズレはそう無いと思うけど、「大当たり」と「当たり」の差がデカいコンビもあんまりないと思うので、ズルいよなあと思いました。
バナナマンなんかはきっちり安定してると聞きますね。まあ安定してるのと変化しまくるのと、プロとしてどっちが良いってんじゃないですけども、そりゃあこれだけ変化すれば何度も見に行って日ごとの違いをレポする人も多いよなあ、と今さらながら感じました。

一緒に見に行った人が前回も一緒に行った人で、アリスが2回目というかラーメンズ本公演を生で見るのも2回目だったらしいんですけども、「2回目だから楽しめるか不安だったけど、面白かった」と言われたので、安心すると同時に「また1人、墜ちたな…」と不安になりましたとさ。