教科書には載らないニッポンのインターネットの歴史教科書
- 作者: ばるぼら
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2005/05/10
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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資料として買いました。ちなみに僕のサイトも載ってますよ!229ページ!まあ現行サイトも、このはてなダイアリーも、ひとつ前のサイトも載ってませんけど…。
まあ僕のとこが載ってるぐらいだから、96年以降のびっくりするぐらいの数のサイトの名前が出てくるんだけども、その多くに開設日まで書いてあるから怖い。これって気になったサイトは当時から全て開設日を記録していたんだろうか。そう考えないと納得がいかなくないですか。だって今から調べようと思ったってできないわけだし。有名になるか分からないサイトもとりあえず記録したんだろう。過去ログ消すサイトなんていくらでもある。
著者はきっと当時から「これは資料になる」と思ってたか、もしくは変質的な記録フェチなんだろう。インターネットは流れていくものだから、たとえば掲示板のログだとか、昔のトップページみたいなものの記録は消えてしまったらどうにもならないもので、僕はそういうものは「ああ、もったいないなあ…」とか思ってしまう(でもログ取らない)けど、この人の場合はトップページに「ログの残らない独り言」みたいなものを毎日記録してたり、ヘタしたらリードミーの日刊ランキングの毎日分も保存してるかもしれない。現にこの本には「2001年の(とある日の)リードミーランキング」という、今ではどうやっても手に入らないスクリーンショット写真が載っていたのでありえない話ではないぞ。
まあそれはさすがに冗談にしても、ネットはログが残るってのを忘れちゃいけないって話で、一瞬でもアップしたら誰にログを取られているか分からないから、いくら簡単に消せるからって消しゃあいいと思ってたら間違いだなあ、インターネット怖いなあ…とあらためて思いました。