さよならテリー・ザ・キッド

おとなをからかっちゃいけないよ

本サイト作成を機にはてなダイアリー名を変えてみました。アンテナの登録名とか変えるのすごくめんどくさいんで変更とかは別にいいですけど。
今回はジェリーロールソバットに続く、ハイロウズ(というか真島昌利)&ゆでたまごコラボ(というか駄洒落)だ。
いまだに「ジェリー〜」って何?プロレス技?と聞かれるので説明すると(過去ログにも書いてますが)、ハイロウズという人たちの曲名に「ジェリーロール」というのがあって、それプラス、ゆでたまごの漫画「蹴撃手(キックボクサー)マモル」に出てくる主人公マモルが使う技に「ベリーロールソバット」ていうのがあるんですよ。走り高跳び出身のキックボクサーだから。
要は2つを合わせたらなんとなく語呂がよかった、程度のことで、意味なんてねえんです、すみません。意味考えてたらjelly rollは女性器の隠語なので大変なことになります。
で、「さよなら〜」のほうもそれと同じく、ハイロウズのギターをやっている真島昌利さんがかつてソロで出した「さよならビリー・ザ・キッド」(アルバム「夏のぬけがら」収録)という曲が僕は大好きで、キン肉マン2世の「テリー・ザ・キッド」というキャラも大好きで、でも組み合わせてみたらなんだか切ないことになったわけです。
キッドは好きなキャラなのでさよならとか言いたくはないのですけども、かつて伊集院光のラジオで「人生ゲーム・ネガティブ版」のテーマ曲にも使われた「さよならビリー・ザ・キッド」の歌詞の暗さが異常にしっくり来るのです。

「さよならビリーザキッド」 作詞作曲・真島昌利
 
21で結婚して 27でもう疲れて
夢のかけらさえ投げ出し 惰性で時を過ごしてる
ぬけがらのようにうつろで 話題は過去に流れてく
君はふせ目がちになって 他人(ひと)の人生をうらやむ
 
何が君におこったんだ 何かが君をケッ飛ばした
君がとてもすけて見える 消えてしまいそうなほどだ
 
ワナにはめられたみたいだ 生活にクビをしめられ
やり場所のないいらだちが 毎晩オレを責めたてる
今度子供が生まれるよ それでもうオレも終わりさ
力なく笑う君には 反逆者のカゲすらない
 
授業を抜け出して2人 バスに飛び乗った
有刺鉄線を乗り越え 夜と手を組んだ
ギターで世界にはむかい 痛い目も見たよ
くだらない事でいつでも 僕を笑わせた
誰も見ていやしないのに 孤独なビリーザキッドを
真面目な顔で演じてた 君をおぼえてる
 
国立の6月の雨 バス停のわきの木の下
君はぼんやりと立ってた 僕らはそこで別れたよ
 
君はサヨナラと言った 僕は君の背中を見た
僕は君の背中を見た その上に降る雨を見た

キッドうんぬんを抜きにしても、「他人(ひと)の人生をうらやむ」「君がとてもすけて見える」「ギターで世界にはむかい 痛い目も見たよ」のあたりがすげー好きです、鬱な気分の時に聞くと戻ってこれなくなるけど。
 
サイト名はシンプルなほうが良いとは思うのだけど、なんではてなダイアリーのほうはこんな分かりづらい名前なのかというと、要は分かってくれる人だけ見てくれれば…みたいなことです。
あと見てる人からすれば無粋で間抜けだろうけど、僕は自サイト語りは大好きだ!