大切なこともどうでもいいこともみんな漫画に教わった
id:marginalismさんからコミックバトンがまわってきたので書きます。
id:hotcakeさん・id:hirotashiからReading Batonなるものもまわってきていたのですが(一ヶ月近く前に!)、内容かぶるからこれで堪忍したってください。
1.Total volume of comic on my Bookshelf(本棚に入ってる漫画単行本の冊数)
たぶん今の部屋には200とか300だと思いますけど、「美味しんぼ」だけで100冊弱ありますからね…。昔はもっとあったんですけど、お金がないのと置く場所がないので売りまくって、読みたいのは漫画喫茶で済ませるようにしてるんですけど、やっぱ何度も読まないと考察とか感情移入とかしにくいので、お金が欲しいなあ、と思います。
2.Comic thought to be interesting now(今面白い漫画)
- 作者: ひぐちアサ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2005/01/21
- メディア: コミック
- 購入: 1人 クリック: 35回
- この商品を含むブログ (264件) を見る
- 作者: 小田扉
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2005/03/30
- メディア: コミック
- 購入: 2人 クリック: 9回
- この商品を含むブログ (99件) を見る
キン肉マンII世(Second generations) (Battle28) (SUPERプレイボーイCOMICS)
- 作者: ゆでたまご
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2005/05/19
- メディア: コミック
- クリック: 27回
- この商品を含むブログ (12件) を見る
3.The last comic I bought (最後に買った漫画)
- 作者: 松井優征
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2005/07/04
- メディア: コミック
- 購入: 3人 クリック: 98回
- この商品を含むブログ (242件) を見る
4.Five comic I read to a lot, or that mean a lot to me (よく読む、または特別な思い入れのある5つの漫画)
- 作者: 山口貴由
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 1994/06
- メディア: コミック
- 購入: 1人 クリック: 71回
- この商品を含むブログ (33件) を見る
どうでもいい話ですが、ネットをやり始めた頃にこの漫画を読んだせいで、何かでアカウントを取る機会があったらやたら「kakugo」とか入れてました。僕の姉はなんかの暗証番号を入れるときに好きな芸能人の誕生日を入れてて、それを見て気持ち悪がってたんですが全く笑えないですね。話がそれた。あとは「最高の悪役といえばジョジョに出てくるディオだよね」という人がいる度に「散様も最後にいい奴にならなければディオを超えることができたのに・・・」と悔しがっていました。
「山口貴由先生はシグルイもいいけど覚悟もね」と何度も言ってるとおり、どうしても比べてしまうんですが、シグルイになくて覚悟(と、シグルイ以外の山口作品)にあるものはマヌケさです。かわいらしさと言いかえてもいい。シグルイは過剰すぎて笑えることはあっても、基本的には殺伐としてるじゃないですか。「G(ジャイアント)・さらば」とか「髪を切ったあたしはもう女の子じゃないの!魔神モードなのよ!」とかにあたる部分がないのです。前に「覚悟のススメを構成する過剰さの要素は、『特撮・日本軍・ヤンキー・宝塚』だ」みたいなことを書いたのですが、特にヤンキー的なかわいさ・マヌケさ部分が好きなのです。「悟空道」なら「仏契(ぶっちぎり)」とかもろヤンキーですよね。まあ原作付きだからしょうがない部分もあるのだろうですけども。
- 作者: 水島新司
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 1986/11/01
- メディア: コミック
- クリック: 3回
- この商品を含むブログ (5件) を見る
「ドカベン」じゃなくて続編の「大甲子園」を選んだのは、こっちに収録されている明訓高校VS室戸学習塾が大好きだからです。殿馬が犬飼三兄弟の末っ子・知三郎に翻弄されるのが好きなんですよ。だってあの天才・殿馬が、クソ生意気な眼鏡小僧(しかも野球はじめたばっかり)に知性と奇策でやられっぱなしなんですよ!!しかも殿馬は本当にいいとこなしで終わるのに、微笑三太郎が「なんとなく相性がいいから」という理由で4打数4安打(うろ覚えだけどそんな感じ)、「ええー!特に漫画的なエピソードが勝因にならないのかよ!でもこれは『現実の野球ってそんなもん』っていうのを描きたいのかな・・・」って思ってしまったので水島先生は天才。
- 作者: 梶原一騎,原田久仁信
- 出版社/メーカー: コミックス
- 発売日: 1996/11
- メディア: 文庫
- クリック: 1回
- この商品を含むブログ (15件) を見る
これはプロレスを知らない人にこそ読んで欲しくて、例えばココを読んで、笑えるんだけど、なんか異常にロマンを感じる部分が少しでも伝わればいいなとは思います。僕はオタ特有の自分の好きなものを人に押し付ける性格なので、この漫画をある女子(漫画は好きだけどプロレスは知らない)に貸したんですけど「電車の中で読んでて力道山と馬場・猪木のエピソードで泣いた」と言われ、僕はそれを聞いて笑ってしまったのでした。そんな漫画。
現代のプロレスラーが主人公で「列伝」が描けるかっていったら絶対にダメで、かといって格闘家でもだめなんですよ。僕がPRIDEを見ても感情移入できないのは、列伝の主人公になれる人がいないからなんですよ。壮絶な過去も必殺技誕生秘話もないし。まあ選手に責任があるわけでもなくて、時代のせいも多分にあるわけですが。でも闘魂三銃士あたりならギリギリ列伝に入る資格があるな、と思っていたので、橋本真也の死は本当に悲しい。合掌。
- 作者: 徳光康之
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2000/12
- メディア: コミック
- クリック: 22回
- この商品を含むブログ (15件) を見る
漫画なり映画なりアイドルなりを紹介・推薦している文章って説明やマメ知識や裏話を入れちゃいがちなんですけども、心が動かされるものはいつだって愛が溢れているのみで、そこ説明は要らないのです。いや、紹介する気すらない時のほうが愛が伝わることの方が多いんだなあ…ということに気づかされる漫画です。そしてこのバトン企画で僕がそれを実行できていたかというと…。
- 作者: ゆでたまご
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 1999/01/01
- メディア: 文庫
- クリック: 13回
- この商品を含むブログ (35件) を見る
5.Five people to whom I'm passing the baton (バトンを渡す5名)
いやー、もうバトンはいいんじゃないっすかね。というわけでこれを読んでるあなたに渡すのでやりたい人は適当にやってください。