さよならテリー・ザ・キッド

おとなをからかっちゃいけないよ

『マッスル11』9/29 北沢タウンホール大会

遅ればせながら『マッスル11』の映像を見たんですが、ちょっと自分でもよく分からないぐらいに衝撃を受け、さらに感動で泣きそうになりました。3流レスラーと小劇団の役者の集まりに、こんなにも感情を動かされるとは・・・。
普段はプロレスを見ない人にもどうにかして見て欲しいんですがどうしていいものやら。表現者(ネットで日記を書いてる人、とかも含む)なのにマッスルを見て何も感じない人はちょっとどうかと思うよ、と言いたくなるぐらいのインパクトがありましたよ。いやほんとに。
このエントリのカテゴリはとりあえず「プロレス」としたものの、マッスルは演劇・お笑い・ドキュメント等、エンターテイメントの全要素を内包した新ジャンルで、ってまあ元々プロレスはそういうもんなんですがもっとそれを過剰にしたものというか。そういえば主催のマッスル坂井はこないだSPA!の「エッジな人々」に取材されたみたいです。そのうちクイックジャパンあたりが食いつくんじゃねーの、ぐらいの変な勢いがありますね今。どうなるんだマッスル。


さて、すごいすごいばかり言ってもしょうがないのですが
http://www.miyatasan.com/~yagifau/muscle11.htm
こちらのレポを見てもらえれば1000分の1ぐらいは凄さが伝わるかも。今回はプロレスのパロディが多かったからちょっとそこは分かりづらいかもしれないけど。

ここに書いてない部分だと、プロレス界初となる「追加公演」という概念がすごかった。2日連続で同じ対戦カードを組む暴挙。初日のマイクで「プロレスは真剣勝負なので、内容が同じになることはありえません!あるとしたらそれは奇跡です!」とアピールするものの、もちろん細部を除いて2日間同じ展開に。なにやってんだ。