さよならテリー・ザ・キッド

おとなをからかっちゃいけないよ

今週のキン肉マンII世 第365回 深く潜む水中の刺客!の巻

今週はイマイチ…。「リングに海が出来てプラモマンが潜水艦になりましたよ」だけでストーリーが説明出来てしまうな。途中の無駄な大ゴマの潜水艦の絵を見て「ゆでも絵が上手くなったものだなあ」って思いました、ぐらいしか感想がないぜ。「リング内に潜水艦がいる」って、他の漫画ならともかくキン肉マンなら普通じゃん?
で、謎の液体の正体は読者全員の予想通り海を作り出すもの。ニンジャの転所自在の術やサタンクロスのミラクルシーツのパクリというか、「憑依刷毛」とやらで手を加えないと完成しない分だけ劣ってるなあ。
あと
カオス「この液体は寒天…ワチキたちプラモマニアにとってはジオラマ作りの時、川などを表現するのに効果を発揮するものだ」
棟梁&プラモ「二人羽織ケブラーダ!」(寒天の中にラ・ケブラーダで沈む)
カオス「ラ・ケブラーダとはスペイン語で入水自殺…入水…水…!あぶな〜い!万太郎、逃げて〜!」
万太郎「こ、これは寒天じゃなくて本物の海だー!」(溺れる)
ていう展開がまだるっこしすぎる。「川などを」とか言ってる時点で気付いてよ!あと「入水自殺」を意味するプロレス技はラ・ケブラーダじゃなくてトペ・スイシーダ!まあ「ラ・ケブラーダ」はメキシコの断崖絶壁からの飛び込みショーで有名な観光地の名前からとった技名だから近いっちゃあ近いけど。でもスペイン語のスイシーダ=英語のスーサイドだからね。
ほんで万太郎が溺れてるところに魚雷の照準セット、で終了。「次回、プラモオタクのカオスがひらめく!」
来週は合併号で月曜発売。

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http://www.asics.co.jp/onitsukatiger/coolstaff/kinnikuman/top.html
こないだ紹介した「キン肉マンティガー」にやっとサイトが。
とりあえず「3歳の時に本物の虎と間違えられて捨てられた」という設定は凄まじい。弟のゼブラは大人になるまでシマウマじゃなかったのに…ていうのを抜きにしても狂った設定だと思う。つうか24歳ってゼブラと同じ歳だなあ。兄なのに。じゃあ運命の5王子と同じ病院にいたのか?異母兄弟で数か月違いの兄、ならいろいろ納得いくんだけど…。あ、それならシマウマの兄が虎っていうのも辻褄が。
「ムービー」ではきちんと神谷明が声あててる。II世アニメやPS2の『キン肉マンジェネレーションズ』では違う声で、その原因は集英社コミックバンチが揉めた云々と言われてたんだけど、PSPの『ジェネレーションズ』やアーケード『マッスルグランプリ』、そしてこのムービーでは神谷明。友情の箱が復活したのかな。なんにせよ嬉しい。あとテリーマンは長ゼリフが大変そう。

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やっと3巻。まだ試合は始まらず、これからおもしろくなるってとこまでだなあ。連載からは1年経っているのでネプチューンマンがキャラを捨ててまでやった「残念!」が切ない。